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バーバラ・バーティン:金融危機を経験した投資家としての視点
バーバラ・バーティン
株式ポートフォリオ・マネジャー
キーポイント
  • 世界金融危機時にキャピタル・グループに入社した株式ポートフォリオ・マネジャーのバーバラ・バーティンは、市場の変動を熟知しています
  • 本稿ではバーティンがキャリアを振り返り、運用担当者としての成長につながった困難な時代に学んだ教訓を紹介します
  • 今後の注目点として、人工知能 (AI) とヘルスケア分野における新たな動きが今後の世界情勢に与える影響について考察します

バーバラ・バーティンは 2008年に入社し、欧州の銀行担当アナリストとしてキャピタル・グループでのキャリアをスタートしました。銀行セクターは世界金融危機の直撃を受け、その後欧州債務危機にも見舞われたため、キャリア初期は順風満帆とは言い難いものでした。


「銀行アナリストになるには良い時期ではありませんでした。フランスの金融機関デクシアとポルトガルのバンコ・エスピリト・サントの株価が急落してほぼゼロになった時、頭の中を駆けめぐったさまざまな感情を今でも覚えています」とバーティンは回想します。


困難な経験だったにもかかわらず、バーティンはアナリスト時代を資産運用者としての成長過程で非常に重要な時期だったと捉えています。資産運用は単なる株価評価にとどまらないと学んだ経験から、今では「安い銀行ほど高いものはない」とよく口にしています。



バーバラ・バーティン キャピタル・グループの株式ポートフォリオ・マネジャーおよびリサーチ・ディレクター。株式アナリストとして、欧州の銀行、グローバルの銀行向けアウトソーシング・プロバイダーの調査を担当。キャピタル・グループ入社以前は、キャピタル・ワン・フィナンシャルの米国、フランスおよびイタリアにて事業開発に従事。起業や経営に関するコンサルティングなど様々な国際ビジネスに携わった経験も有する。ロサンゼルス・オフィス在籍。


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